現在地
川上武範のブログ > no19こころ(journals「想い」)

no19こころ

wrote 2004.8.31

自分の気持ちを勝手に決めつけられて「〜なんじゃないかと思って〜した」と後から言われて、実は相手がそうしたいからそうしただけで、勝手に都合のいいように自分の気持ちを決めつけられることがある。
ほんとに嫌だ。
純粋に相手を想ってする行動には利害関係はあるはずもなく、相手が喜んでくれたら素直に喜べるし、相手の気分を害してしまったら、(確かにがっかりしたり、むっとすることはあっても)素直に謝れる。相手を思いやることは大切だと思うが、相手の気持ちを決めつけることはしてはいけないと思う。

今夜、すっごく楽しみにしていたイベントがあって、入り口でIDチェックがあった。定期券や国民保険証を見せたが、「顔写真入りじゃないと駄目だ」と言われた。「ない」と言っても「都の決まりなんで」と言葉少なにちょっと離れたところから言われた。結局一度入ろうとしたからなのかなぜかチケットは没収され外に出た。
別に彼は自分の仕事を全うしただけだし、せめてチケットに「顔写真入りの身分証を」というアナウンスがあってもいいと思うし、まあでも主催者側の意図を把握していない見る側の問題であるのかもしれない。
ただ残念なのは、なんのためのIDチェックなのか。年齢制限をするためなら年齢が分かればいいのでは?写真入りの証明書を持っていない人への対応は?その辺は受付は人間がやっているのだから、怪しいかどうかの分別はつくのでは?
何より残念なのは、客がこの日をどんなに楽しみにして来たのか、ってことを無視してるってこと。それが入場を断るにしても言い方ってもんがあると思う。
ただの事務作業をするだけなら役所や機械に任せればいい。
うまくごまかして入ることも可能だったろう。誰かが入って一度出てID貸して入るみたいなね。(結局写真顔と実物を見比べてはいないのだから)
でもすごくがっかりしてしまって。ほんとはすげえ見たかったけど、見たくなくなった。すげえくやしかった。そのために今日をがんばれたし明日からの力にしたかったから。

誰が悪いわけではない。
確かに大したことではなくうまく乗り切れたのかもしれないが、まあ、あきらめてしまったから。その時点で終わったのだ。
腑に落ちないことって世にはすごいあるわけで。そんなことと片付けないで、解決はできなくても「?」をぶつけていたい。

「こころ」に関するコメント

「こころ」に関するコメントをお待ちしております。どうぞお気軽に。

お名前:

ほかにも想い、綴ってます(すべてのjournals「想い」リスト)。