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デッドマン・ウォーキング

星、八つ

淡々とした中で展開され、終わった。

涙を流す感動とは違い、何か救われる感動みたいなものをちょっとだけ感じることが出来た気がする。

究極の「許し」みたいなもの。

この感覚はこれから先21世紀を迎えたら増々消えていくのだろうなと察する。
誰もが真実を真実のままでしか捉えることができなくなるのではと不安だ。

1+1=2であって、3ではない。それがなぜかと悩む人間はどんどん減っていくのかと思うと人間の心がいかに小さくまとまりつつあるのかと思うと生きることが苦しくなる。少なくともおれ自身は悩み続けていたい。そしてそれをみんなと共有してもらいたい感覚だ。

review 2000.12.30

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