マッチポイント
自分でまいた「種」でありながら、その「事実」を受け入れられない。しかし、そこにやましさは一切ない。自分に正直に、思うままに行動している主人公。それが気がつかないところで誰かを不幸にし、その不幸を悟られないように「事実」を隠し通そうとする。究極な選択なようで、実は答えは明白なことに気がつけない。
すごく分かりやすい内容で、人間の心理をつく作品だと思った。この結末に対してぼくが感じたのは、欲望に対するアンチテーゼ。
見終えて改めて「マッチポイント」というタイトルを思い出し、「なるほど」と感じた。
review 2006.9.19
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