CODE46
「i love you」という類いの言葉を口にするのが嫌いだ。
ほんとは言葉以上の想いがあっても、その言葉を口にした途端、もはやそれ以上にならないからだ。それを伝えるためのあらゆる行動が、集約されてしまうからだ。
でも、この映画の彼女の「i love you」は、切なすぎた。胸に響きすぎた。
社会のルールに背くことのできる権力者と従うしかない反逆者。正義が揺らぐ。最後に流れるコールドプレイの曲が更に胸に突き刺さる。会えることはなくても、その感情は押さえきれずに、疲れ果てた先でつぶやく。
「会いたい」
review 2005.7. 9
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