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アメリカンヒストリーX

星、九つ

エドワードノートンの演技はここでもずば抜けてすごかった。
タークなストーリーの中で考えさせられることがいくつもあった。最後のシーンは特に。

何も変わることができないのではないかというどん底まで蹴落とされた感じ。せっかくの希望をも萎えさせてしまう。
それでも憎しみや怒りを抑えつけることが果たしてできるのか?
「セブン」では抑えつけることができなかった。それはそのときが始めてだったから。しかし、今作のノートンは既に人を殺めている。そこから立ち直ったかのように見えたその時に弟を殺されたのだ。
そこで映画は終わった。その後の彼の行動をどう予測するかは見た人たち次第。ぼく自身の考えはこれから練り上げるとしよう。

review 2000.7. 9

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